去る11月3日(祝)、潟上市昭和公民館を集合場所にして、
「第3回石川理紀之助翁伝習士認定試験(石川翁検定)」が実施されました。
会場には続々と受験者の皆さんがお集まりです。
今回の受験お申し込みは定員の「50名」。
当日ご都合が悪くなり、最終的な受験者数は「47名」となりました。
そう、受付会場は大忙しで、遠路をわざわざお越しいただいたお客様をお迎えします。
一方、こちらは駐車場への誘導担当のキムカズです。
なんか、変な姿勢ですが、実はこれおまじない中の模様。
あいにくの天候となってしまった今日の検定試験。
空に向かって、「雨よ降るな!雲よあっちへ行け!!」と全身全霊をかけておまじない中です。笑
続々と受験者がご来場です。
その一方、こちらは調理室。
商工会の女性部「おもてなし隊」の皆様が昼食づくりをスタートさせています。
本日のご昼食は、女性部の真心こもった手料理をお召し上がりいただきます。
さあ~て、何が出てくるかな??乞うご期待!!
おっ!いま受付をされているのは、
旧西仙協和商工会で事務局長を務められた大嶋さんではありませんか。
西仙北といえば、石川翁が九升田部落を救済しています。
その御縁もあって、今回受験されたとのこと。ありがとうございます。
会場準備は万全。開会を待つばかり。
きっと受験者の皆様は、これから始まる検定行程に受験者の皆様は緊張されていることでしょう。。。
今日のタイムスケジュールをご紹介。
キムカズ、まだ頑張ってます。でしょ?!
さあ、石川翁の子孫「石川紀行様」もご来場です。
この検定のために、大変なご協力をいただいております。
ありがとうございます。
こちらの皆さんは、本日の講師陣。
特に今回は、先輩伝習士4名が「サポーター」として、検定行程にご協力をいただきます。
どうぞよろしくお願いします。
外での駐車場誘導係から戻り、寒さを我慢しつつキムカズの司会で検定日程のスタートです。
まずは当商工会菅原三朗会長のご挨拶。
菅原会長はごあいさつの中で、会長ご自身がが小学生のころに習った石川翁が遺した歌を受験者に歌ってくれました。
その歌が、すばらしいの何の!!感動の極みでした!
続いて、石川翁の子孫「石川紀行様」からもご挨拶をいただきます。
さあ、その後受験者の皆さんにはバスで「石川翁伝習館」へご移動いただき、
視察ガイドで検定行程をスタートさせます。
受験者の皆さんは4班編成にて行動していただきます。
こちらは子どもたちのグループ。伝習館内の見学ガイドです。
AKT秋田テレビのテレビ取材も入っています。
こちらは大人のグループ。
周辺施設(遺跡群)の見学ガイドです。
飢饉の絵。これは迫力があります。石川翁はこの絵も利用して農民指導にあたったのでしょう。
石川翁が蓄えてきた「備荒倉」。
「一日に一合の米があれば人一人の命を救いうる」との信念のもと、
翁自らの食料の中から毎日一合分のお米を蓄えてきたのです。
こちらは「草木谷」。
石川翁が大切に育て残した大木。
子供たちを見守ってくれているようです。。。
当時にしては珍しいトタン製の「古人堂文庫」。
子どもたちも飢饉の絵を見学します。
真剣にメモしています。主催者側としてうれしさが込み上げる一瞬です。
石川紀行さんにもガイドを務めていただいています。
現石川家の当主が語る「草木谷」。思い入れが(当然)違うだけに迫力が伝わってきます。
高橋事務局長がAKT秋田テレビの小山美咲さんに取材を受けています。
わら打ち体験もできます。どんどん体感してね!!
「板木」のレプリカを叩いてみる子どもたち。どんどん体感してね!!。
石川翁のお墓もここにはあります。
そして寒かった見学ガイドも無事終え、受験者の皆さんは再度公民館に戻り、昼食です。
冷え切った体をおいしいご飯で温めてくださいね。
本日のメインディッシュをご紹介しましょう。
石川翁が生きた肥沃な土壌でおいしいお米がとれる「豊川米のおにぎり」。
八郎湖からの恵みを「佃煮」で。
「味噌漬けがっこ」です。
そして、地産地消の「トン汁」。
女性部おもてなし隊も接客に大活躍です。
岡田女性部長が本日のメニューをご紹介。
そして、昼食の時間を利用して、
今回サポーターとしてご協力いただいた先輩伝習士から「私の思う石川翁」と題して3分間スピーチ。
昼食も終え、午後からは「座学講義」を聞いていただいて、
この後に迫っている試験に備えていただきます。
子供向けには「紙芝居」をご覧いただきます。
秋田癒しの旅サポーターさんが先生です。
こちらは大人向けの「座学講義」。
石川翁顕彰会の加藤金一郎会長が講師です。
子どもたちには、紙芝居の後は市教育委員会の工藤素子先生と、
小玉さんを講師におさらいのお勉強をしていただきます。
これで試験対策はバッチシ★!
そしていよいよ試験です。
皆さん、真剣に問題に取り組んでいただいています。
テレビカメラクルーも真剣な受験者を撮影中。
しーんと静まり返った試験会場。緊張感が漂います。。。
設問問題が終わり次第、別室ではスタッフが採点をしています。
その中、受験者は次なる試験「感想文」に取り組んでいただきます。
このような感じで「第3回石川理紀之助翁伝習士認定試験(石川翁検定)」を終了することができました。
今日の結果は、11月12日に一斉発表。
受験者の皆様へも郵送にて「伝習士認定証」をお送りします。
今回の試験で合格されると、伝習士は総勢120名となります。
商工会では、伝習士の皆様が再度潟上の地に訪れていただき、
いっそう石川翁について学んでいただけるよう、
伝習士優遇制度を創設し、機会あるごとにご案内をさせていただく予定です。
潟上市商工会では、石川理紀之助翁検定の実施を通じて、
一人またひとりと伝習士を創出し、潟上ファンを創出していきます。
潟上市商工会サイト
凄く中身の濃い認定試験ですね。
子供から大人まで幅広い年齢の人達が、同じ土俵で同じ目標に向かって頑張ってる姿に感動すら覚えます。
肘がぶつかるくらいくっついてお昼ごはんを食べてる様子も、これから試験を受ける連帯感が感じられます。
にかほ市でも子供から大人が同じ目標に向かう何かがほしいなぁと思いました。
にかぽっこりくま様
いつもありがとうございます。
石川理紀之助翁検定も早いもので3回目を迎えることができました。
地域への浸透度も確実に進んでいるように感じています。
受験者の皆さんから「楽しかったよ」「おもてなしの心がうれしかった」などなど…頂戴することばの一つひとつが勇気と元気、そして次回へのやる気をくれます。
にかぽっこりくま様も機会がありましたら、「石川理紀之助翁検定」にご参加ください。お待ちしています。
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