先日発行された「商工会報(新年号)」でひとつの連載特集が最終回を迎えました。
shokokatagami.png
その特集記事、それは・・・、
そうです、商工会が平成21年度からスタートさせた、
潟上市初のご当地検定「石川理紀之助翁検定」の主人公、石川理紀之助翁特集です。
bana-22.jpg
特集タイトルは、『連載 地域の偉人「農聖 石川理紀之助翁」に学ぶ』
1回目は、平成23年6月1日発行の№10号で、その時のテーマは「経済のことば十四ヶ条」
続く2回目は、「夢(ビジョン)を持つ」
3回目、「目標を立て、実践する(PDCAサイクルの実践)」
4回目、「仲間づくりの大切さ」
5回目、「振り返りの大切さ」
6回目、「率先垂範~寝て居て人を起こすこと勿れ~」、の6回連載。
これら一つひとつのテーマの選定にあたっては、
わたくしキムカズが石川翁検定を立ち上げる過程で学習し、
石川翁から学んだことがらを集大成として選定したものです。
それでは、6回連載をそれぞれ振り返ってみましょう。
第1回(H23.6.1 №10号) 「経済のことば十四ヶ条」
石川翁の遺した経済のことば十四ヶ条。
その一つひとつを読み込むことで、色々な思いをめぐらすことができます。
バブル世代のキムカズ。バブル経済真っただ中に社会に出、それがはじける場に居合わせた。
そして今、「失われた20年」。
いまだに景気の回復はもとより、事業の継続すら不安視される経済情勢です。
もし、もし、バブル全盛期のあの頃、多くの経営者や大人たちがこのことばと出会い、何かを感じていたら。。。
そう思うだけで、悔しさに似た感慨がめぐります。
経営者のみならず、家計を守る一家の主にも同様のことがいえる、
そんな十四ヶ条の一つひとつを心に留めて、一日一日を生きていきたいものです。
230601goroku_60.png
PDFファイルでご覧いただけます
第2回(H23.10.1 №11号) 「夢(ビジョン)を持つ」
「あなたの夢は何ですか?」と聞かれて、即答できていた子どもの頃。
今、大人になってこの問いに尻ごみしてしまう自分がいる。
自分はどうなりたいのか。将来の自分はどうなっているのか。
将来へのビジョンがあるからこそ目指す方向への道筋ができる。今すべきことが明らかになる。
経営も一緒ですね。まずは、会社をどうしたいのか、夢でもいいから「ビジョン」を掲げたいものです。
夢(ビジョン)を持ったとき、私たちはそれに向かうスタート地点に立ったことになるはずです。
231001goroku.png
PDFファイルでご覧いただけます
第3回(H24.1.1 №12号) 「目標を立て、実践する(PDCAサイクルの実践)」
さあ、夢(ビジョン)を持つことができたら、その実現のための道筋を思い描いてみましょう。
「ビジョン」に向かう道筋、それを「戦略」といいます。
船の航海に例えるなら、ビジョンが羅針盤とすれば、航路が戦略。
そして「戦略」をいかに具体的に実行していくかが「戦術」です。
そのようにして、ビジョン実現のためにすべき事柄を具体的に検討していくことになります。
さらに実行するときは、やみくもにつき進むのではなく、いま採っている行動が目標に対してどうなのか、
当初想定した方向にマッチしているのか、いま何合目くらいにいるのか、
時には振り返って観察してみることが大切です。
「計画」を立て、「実行」する。その過程で「検証」し、所要の「改善」を図る。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(見直し)という繰り返し、
「PDCAサイクル」は、きっと成果ある事業の推進役になってくれるはずです。
240101goroku.png
PDFファイルでご覧いただけます
第4回(H24.6.1 №13号) 「仲間づくりの大切さ」
さて、ビジネスは「ビジョン」→「戦略」→「戦術」と具体的な行動へと移っていくわけですが、
具体の実行段階(戦術段階)では、孤軍奮闘よりもチームプレーの方が大きな推進力を発揮します。
そのためにも、まずはビジョンを共有し共感してくれる仲間を多く持ちましょう。
仲間には、従業員や家族はもちろん、お客様や取引先、同業者や金融機関などの利害関係者も含まれます。
そんな仲間こそが「この指とーまれ!」のひと言で協力してくれるものです。
チームプレーは、実行段階での個の負担も大きく軽減してくれますし、
より成果の高いものが期待できるようになるはずです。
御社の経営発展のため、私たち商工会も仲間にいれてください。
商工会ともチームプレーで経営を盛り立てていきましょう!
240601goroku.png
PDFファイルでご覧いただけます
第5回(H24.10.1 №14号) 「振り返りの大切さ」
「PDCAサイクル」の内の「C(Check:検証)」の重要性について、改めて説明しています。
猪突猛進であっても、たまにはふと立ち止まって、後ろを振り返ることを習慣づけたいものです。
誤った道を進んでいないか、その先に目指すべきゴールは見えているか。
何か不都合なことに気付くことができたなら、そこで修正(改善)すればいいのです。
気付きは早いほどいい。修正できるときに適切に対処するようにしましょう。
241001goroku_60.png
PDFファイルでご覧いただけます
第6回(H25.1.1 №15号) 「率先垂範~寝て居て人を起こすこと勿れ~」
石川翁の足跡をひと通り学んだ時、翁の行動が一貫して「率先垂範」であることに気づきます。
きっと多くの人が「要はここが肝なんだ!」と気づかされるはず。
翁が実践してきた計画づくりや仲間づくりを支えてくれたのは、全ては自分自身の行動や姿勢、言動が原点だったのです。
私が懇意にさせていただいている若手社長が大切にしている言葉に「勇気・元気・やる気」があります。
新たな一歩踏み出す「勇気」、それに取り組もうとする「元気」、そして、それをやりぬこうとする「やる気」。
すべてのスタートは自分です。自ら進んで実践していることを人は見てくれているもの。
だからこそ理解者が現れる。だからこそ人は協力してくれる。
そういえば、商工会が「石川理紀之助翁検定」を実現した時も、
多くの方々から「石川翁検定は、本来であれば行政や石川翁ゆかりの団体が実施すべきところ、
商工会がまさに『率先垂範』で誕生させてくれた。」
と、事あるごとに感謝の言葉を頂戴します。
”まずは自分から・・・。” このことばをきっちりと心に留めて、明日からの生活で実践していきたいものです。
250101goroku.png
PDFファイルでご覧いただけます
以上、これまで商工会報で6回連載で取り上げてきた、
『連載 地域の偉人「農聖 石川理紀之助翁」に学ぶ』のご紹介でした。
いかがでしたか?
このように石川理紀之助翁は、決して農業分野だけの偉人ではなく、
私たち商工業の分野でも、また実生活の場面でも学べる点がたくさんあります。
潟上市に生きた偉人「農聖 石川理紀之助」。
こんなにも身近なところにいる偉人から多くのことを学び、
実り多い仕事を、豊かな生活を、人生を送って生きたいものです。
【石川理紀之助翁検定サイト』はこちらで→
img027_70.jpg neteite_70.jpg