潟上市商工会主催の「経営革新塾~売上アップのためのプロモーション大作戦!~」が、
7月13日(水)、商工会本所会議室で6日間の短期集中講座としてスタートしました。
今回の経営革新塾は、ずばり”プロモーション強化”です。
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受講者募集の段階から大変ご好評をいただき、募集定員20名をあっという間に満員御礼となり、
20企業24名の受講者をお迎えし、本日の第1講座の開催にこぎつきました。
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開講にあたり、潟上市商工会菅原会長からご挨拶を申し上げます。
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平成22年度「経営革新塾」の開講にあたりひと言ご挨拶を申し上げます。
我々中小企業、とりわけ小規模企業を取り巻く経営環境は厳しい中にもかかわらず、
このたびご案内した「経営革新塾」へ多くの受講お申し込みをいただいたことに感謝します。
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地域の中小企業を取り巻く経営環境は、
少子高齢化の進展や地区内人口の減少、モータリゼーションの進展、さらには消費者の嗜好の多様化等々…、
依然として厳しい状況が続いていますが、
そのためにも現状の経営を見直し、新たな事業展開を図っていかなければならないと考えます。
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そこでこのたび、潟上市商工会では「経営革新塾~儲かる企業支援塾~」を開講した次第です。
今年のテーマはずばり”売上アップのためのプロモーション大作戦!”です。
この経営革新塾は、本日7月13日から8月10日までの6回講座の短期集中型の講義により、
新たな取り組みに役立つ講義をご用意しています。
また、6回講座終了後には、「個別相談会」もご用意しており、
個別の経営課題の解決にご支援を申し上げる予定でいるほか、
商工会の経営指導員5名がタッグを組み、「集中支援」を実施することとしております。
講師陣も著名な講師をお呼びしており、
特に本日の第1講座では、著名中の著名な「大木ヒロシ先生」をお迎えいたしましたので、
是非とも受講企業皆様方の経営に役立つ塾となるよう期待しております。
今回、「経営革新塾」への参加を通じて、受講企業各社の売上のアップが図られ、
経営の繁栄につながるよう活用いただくことをお願いしあいさつとします。
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本日、司会を務めるのは加藤経営指導員。
今回の「経営革新塾」を企画段階からこつこつと積み上げ、
本日の開催にこぎつけました。
司会から講師のご紹介を申し上げます。
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本日の第1講座を飾るのは、
ジャイロ株式会社代表取締役社長の大木ヒロシ様
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大木先生のご経歴は、
フランチャイズチェーンを複数立ち上げた経験を持ち、
その経験を元に、セミナーおよびコンサルティングを業務とするジャイロ総合コンサルティング(株)を立ち上げました。
現在では、大手企業から中小企業・商店までの多くのコンサルティングにおける成功事例を持っておられます。
また、年間の講演回数は200回を越える超人気講師でもあり、
感動と共鳴を生む講演スタイルは他に追随を許さず、日常は多忙を極める先生です。
また、「商業界」や「ファッション販売」「食品商業」「日経ストアデザイン」「日経ギフト」
「日本のFC年鑑」「独立開業」「オールセールス」「ストアジャーナル」などの雑誌の特集記事、
新聞記事などを多く手がけているほか、現在は日本商業コンサルタント協会専務理事も歴任されています。
連日ご多忙な日々で、全国各地でご活躍されている先生です。
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それでは、ここからはできる限りの範囲で、大木先生の講義の内容を記しておきましょう。
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「情報」とは、情報そのものに決して価値を有するものではない。
特に、「分かった」と「できる」、ましてや「できた」とでは相当に意味が違うことを理解すべき。
たとえ「分かっていた」としても、「できなければ」何の意味も持たず、
「できた」としても、それが「成功していなければ」できたことにはならない。
中小企業において「成功する」ということは、『儲ける』ことをいう。
そのようなことから、今日の講義では「成功する」ための「情報」を提供することとしたい。
大切なのは、「情報」をいかに理解し、「実行」に移せるかにかかっている。
※これを「情報リテラシー」ともいう。
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最近の中小企業の倒産件数は、「中小企業金融円滑化法」の施行により、
既存借り入れのリスケジューリング(返済条件の緩和)ができるようになり、
一時的には収束をみせている。
しかし、この法律は時限立法であり、1年間で終わってしまうことを考えると、
その期限が到来してしまうまでに今の経営を革新しておかなければならないということがいえる。
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では、中小企業を伸ばすためには何をしなければならないか。それには3つの手法がある。
手法1.「がんばる」こと。
手法2.「差別化」(よそと違うことをすること)≒競争相手を減らすという戦略も検討できる。
手法3.「経営革新」をする。
    ⇒県知事の承認を得ることで、金融機関からの貸出審査上の効果があることも理解しておきたい。
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それでは、「経営革新」を進めるにはどうしたらよいか?
経営革新のスタートは、「常識の壁を打ち破ること」から始まる。
今、時代のトレンドが変わっていることは誰もが認めるところ。では、自分は変わっることができたであろうか?
是非とも自らが変わっていく必要がある。
「今の時代は、「売れない」のは当たり前。「儲からない」のも当たり前。「倒産」して当たり前。」
などと変な割り切りに終始していないだろうか。
リーマンショック以降、景気が大きく悪くなったのは事実。
しかし、だからといって、何もかもを「当たり前」と割り切ってしまっていいのだろうか。
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経営革新の次なるステップは、「考え方を変えること」である。
【商い】とは、お客様に「得」「楽」「便利」「おもしろい」を提供する取り組みであり、
この4つを提供することができれば売り上げをアップすることができる。
また、【商い】はカネが入ってくる取り組みであることは当然だが、
その一方で、”カネが出ていく取り組み”であることもわきまえるべき。
しかしながら、今の中小企業におけるコスト削減は、
今日まで生き延びるために、相当の切り詰めてきていると思われ、
これ以上のコスト削減は、すでに限界に達していると思われる。
それゆえ、これからは「売り上げを向上する」ことを考える必要がある。
だからこそ、今回のテーマは「プロモーション強化」となっている。
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多くの中小企業の方がよく「売れない」という。
ではその原因は?と聞くと、
「不況だ」と答える。
では、この「不況」という原因を我々中小企業は変えることができるだろうか?!
まして、「不況」だから売れないというのは本当だろうか?!
考え方を変えるならば、原因とその結果の間には「解決策」があるのではないか。
そのためには、「マネジメントシステム」を変えればよいのである。
その意味でも、10年後どうなっていたいのか?について、もっと掘り下げて考えてほしい。
10年後をどう迎えるのか?言うまでもなく、今があって10年後があるのである。
だからこそ「今」を大事にして商いに取り組んでほしい。
「今」を変えることができれば、10年後は今と違った姿になっているはず。
では、10年後のために何を、どうすればいいか?
まずは問題点を整理することから始めたい。問題点が分かれば解決策が見出せるものである。
そのためには、問題を分類することから始めると分かりやすく解釈することができる。
例えば、【商い】には相手が必ずいるが、単に相手といっても層別して考える必要がある。
相手→BtoB(事業者間取引)
   →BtoC(消費者向け)
【商い】において重要なのは、何より「お客様」=「消費者」=「consumer」 であり、
何よりも「C」にターゲットを絞った取り組みに注力する必要がある。
では消費者の購買意欲とは何か?
消費者=購買意欲=意図(買う気)×能力(お金)
で構成される。
この「買う気」と「お金」を持っているのは誰か?
それは【団塊の世代】である。
なぜ「お金」があるか?・・・退職金など預金残高では30歳代の比べものにならないほど有している。
では、なぜ「買う気」があるのか?・・・この年代の夫婦は、その時代背景上、同世代婚のケースが多い。
同世代の夫婦の場合、精神年齢の優れる女性が強くなる傾向にあり、実質的な財布は奥様が握っているといって過言でない。
そういった点から、既存の品揃えから2割程度だけでもいいので、団塊の世代向けの品揃えをしてみたい。
(※決して、高齢者向けの品揃えを意味しているのではない点に十分注意を。今の高齢者は思っている以上に元気で若い。)
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では、【団塊の世代】向けの商品開発とはどうあるべきか?
例えば「ねぷた漬け」。これは、北海道の「松前漬け」に数の子を入れただけの商品。
でもネーミングが商品力を強固なものにし、「ねぷた漬け」が確固たる商品群を構成するまでになっている。
なにせ、経営革新のためには持てる経営資源の全精力をそこに費やすのではなく、
現状の本業を維持しつつ、1割2割程度のパワーで新しい道を創り出すことが安全で安心な経営革新である。
また、これからの市場をどこに求めるべきか?
地元では少子高齢化・人口減少は顕著。
物流や情報流通も昔とは格段に良くなっている。だからこそ、
都心(仙台や東京)をマーケットに視座して取り組んでいきたい。
大きな街では小さな商売を。小さな街では大きな商売を。
=最後にまとめ=
「常識の壁」と「固定概念の壁」を取っ払おう!
現状の「ターゲット」・「商品」・「コスト」・「チャネル」のそれぞれについて見直しを行ってみよう!
大切なことは数ある中から「絞る」という作業。
万人に受ける商売をしたいか?それだったら大手が得意としている。やるだけムダになるだろう。
インターネットで売り上げを上げるにも、ないよりも「商品力」!強力なSEO対策も、莫大なIT投資も、いずれ「商品力」が弱ければ、結果は「売れない」で終わる。
今日の講義では、次回から取り組む課題解決のための「気づき」の機会となっていただければよい思う。
今日の宿題は、「今後こうありたい」という思いをワークシートに少しでも書くことにします。
次回はそのワークシートから具体的な検討に入っていきましょう!
第1講座はこちら!
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最終:第6講座はこちら!
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