2月18日(土)
今日は潟上市飯田川で「太平山の蔵開き」が開催されました。
↑ポスターを撮りたいのですが、逆光で上手く撮れません。(泣)
お見苦しい写真で失礼します。(謝)
お酒のイベントなので、今日のキムカズ、電車で羽後飯塚駅に降り立ちました。
ここ飯田川は「鷺舞いの里」です。毎年夏には「鷺舞いまつり」が開催され、たくさんの人でにぎわいます。
羽後飯塚駅。実は無人駅。
でもこの日の飯塚駅は、年に一度の一大イベントでたくさんのお客様が乗り降りされます。
これが今日のイベント会場。”酒は天下の太平山”でおなじみ小玉醸造です。
レンガ造りがその業歴を物語っているよう。
ここ小玉醸造には、潟上市出身の水中写真家中村征夫氏の常設展示場「ブルーホール」もありますので、
ぜひ一度足を運んでいただきたい名所です。
会場内に入るとこんだけの人・ヒト・ひと・・・
これは午後の様子ですが、午前中はもっとすごかったとのこと。
年々と来場者数が増加の一途のイベントです。
「太平山の酒蔵開放」の見所なイベントを紹介していきましょう。
まずはこれ。試飲コーナー。
この日限定の「原酒(槽口(フナクチ))」と「にごり酒」が試飲できるのです!
たくさんの人が列をなしていて、中には何杯もお代りをする人も。。。
続いてこちら。
限定の即売所。先ほどの「原酒(槽口)」と「にごり酒」のほか、
小玉醸造自慢の商品たちが多数即売されています。
・・・「にごり酒」はすでに完売御礼。残念、キムカズ買えませんでした。。。
甘酒サービスコーナーに、漬け物、醤油の販売コーナーも。
さらにさらに味噌汁の試飲コーナーもあれば、味噌も販売しています。
そう、ここ小玉醸造は県内でも稀な「酒造り」に「しょうゆ作り」「味噌づくり」を行なっている3つの蔵元。
この三者を一つの工場で一手に手掛けるのは至難の技術力が必要なのです。
それから、それから、商工会が事務受託をしている「ナウちゃんスタンプ」も宣伝活動をしてましたね。
皆さん、お買い物は地元の商店を利用しましょう。
そして、「ナウちゃんスタンプ」を貯めて楽しくお買い物しましょう!
ここからは商工会の会員でもある皆さんが露店部門をがんばっていましたのでご紹介します。
カクチョウの佃煮といえば、もちろん「佐藤食品」。
佐市の佃煮は、やっぱり「千田佐市商店」。
マルトのつくだには、「佐藤徳太郎商店」です。
酒田屋の「バターどら焼き」は、一度食べたら忘れられない、潟上のソウルフード。
一度ご賞味あれ!
おもしろイベントはまだまだあります。
これが、太平山の蔵開き恒例イベント「味噌詰め放題」です!
2000円以上のお買い上げをした方は、500円でこのイベントに参加できます。
赤い帽子の客様の味噌を盛り上げていく過程をご覧いただけると、迫力が伝わると思うのです。
かく言う、私キムカズもチャレンジしましたよ~。
「まだまだ入るよ!」と社員の方に激励されながら盛っていきます。
・・・が、あ~~そろそろ限界かな?
「いや、まだまだもう二回はいけるよ!」と社員さんの激励なのか、プレッシャーなのか。
・・・、でも、ここでへばり袋に詰めてもらうキムカズでした。
(袋に詰めるとき、社員さんが2ヘラ分サービスで入れてくれたんです。密かに嬉しかったな。。。)
続いての盛り上がりイベント。
蔵見学です。
味噌蔵から。
こちらは醤油蔵。
天然秋田杉のしょうゆ樽。創業当時からしょうゆ作りを行なう、今でも現役の樽もあります。
この樽、修理をできる人も年々いなくなっているとか。
ここにも、伝統技術力の衰退を感じます。日本のものづくり技術、がんばれ~~!
しょうゆを絞る工程。
搾りカスはいまは産業廃棄物で処分されているとのこと。
これの再利用を現在模索中ですので、皆さんの中で、醤油の搾りかすを再利用する何か面白い策がありましたら
こっそり教えてくださいね。
最後に酒蔵。
ここ太平山では、一般的なお酒よりも付加価値のある純米酒や吟醸酒、
大吟醸酒などの製造に力を入れているとのことでした。
それもこれも日本人の日本酒ばなれがあるようで、その消費量は昔と天地の差ほど落ち込んでいるようです。
清酒づくりも日本の伝統技術。日本のものづくりを衰退させないために私たちのできること・・・
それは、積極的に利用すること。そう、消費すること。
そう!日本酒を飲むことです。
なんて、「日本酒を愛し続けよう!」と、意気込んでしまうあまり、
お酒に飲まれてしまっては元も子もありませんがね。
心当たりのあるキムカズがここにいます。。。汗
潟上市商工会サイト