「商店街には本当に消費者が欲しいモノがないのか?」
他の商工会のとあるK先輩からいただいた資料のタイトルがこれでした。
思わず速攻で読み上げました。
これからの企業支援に役立てるようにと送ってくださいました。ありがとうございます。
これは面白かったです、かとゅーん☆です (๑→ܫ←๑)
ぜひ皆様にもご覧いただきたく、要約してお伝えしましょう。
商店街に位置しないという企業様はそのフレーズを個店として置き換えて読んでみてください。
「 商店街が衰退してきた理由から始まり、その一つとして「商店自身の魅力のなさ」といった個店の経営努力の関する指摘が多くあげられる。
大手小売業も懸命に消費者ニーズをつかみ、適応しようと模索を重ねており、それと同じような努力を商店街の店舗は本当にしているのだろうか。
「商店街には買いたい商品がない」
これはしばしば投げかけられる消費者の声である。
消費者だけではなく、商店街の人たち自身がそう考えている。
商店街実態調査でも、来街者数が減った要因の55.2%として「魅力的な店舗がない」がないという結果があげられる。
しかし本当にそうなのだろうか。
「商店街の店に魅力がない」「買いたいモノがない」?
大阪のある都市で行われた調査で、商店街に対するイメージは暗くて怖い、心理的な抵抗感、店に入り込むといつ声をかけられるかもしれないという不安感などから、そんなイメージがつくりだされている。
ということは、実のところ消費者は商店街の店にどんな商品が取り扱われているのか、よくは知らないのではないか。
店の前はよく通っているから、何となく店の雰囲気は分かったつもりでいる。
店頭にせり出して売られている特売品は、価格こそ魅力的だが商品としてそれほど魅力を感じない。
では「なぜ商店街で買わないのですか?」の答えに「買いたいモノがない」が返ってくるのか。
本当に買いたいモノとは何だろうか。
超価格訴求型の激安品、それとも百貨店で売れているような高級品、その中間のお手頃感の商品、どれもみんな売れている。
それらと比べて商店街の商品は何が違うのだろうか。
誰の嗜好にも合わない商品を取り扱っているのだろうか。
そんなことはあり得ない。
どんな商品だって、誰かの嗜好には合っているはずだ。
そうすると圧倒的な人が「買いたいモノがない」というのはどこかおかしく感じられる。
本当のところ、多くの消費者は商店街の店に入ったこともなく、商品をじっくりと観察したこともなく、ただ何となく「買いたいモノがない」と思っているだけではないだろうか。
いや、うちの店はそうではないが言われてみると、確かに隣の店にはあまり魅力はないと感じているのかもしれない。
商業者自身が商店街に魅力ある店が少ないとつい答えてしまう。
そんなことが自信喪失と自己嫌悪に陥ってしまうのではないだろうか。
何も、商店街の店が本当は魅力たっぷりなどと言いたいのではない。
それほど商店街の店を知っているわけでもない。
しかし、「欲しいモノがない」「買いたいモノがない」というのは、確たる根拠もないままに何となくそんなイメージとして刷り込まれてしまっている。
・・・その後に
個店の魅力向上事業について触れられ、商品は見せ方次第で輝きもすればかすみもすると。
大型店と個店では陳列の仕方も違う。POP広告にしても同じで、ちょっとした工夫、ちょっとした気配りで売れ行きは大きく違ってくる。
このことは、消費者が欲しいものが店にないのではない。あるにもかかわらず、消費者はそれを発見できていないだけなのである。
本当に売れる商品がないとなれば、仕入先を変更したり、自分自身の商品を選ぶ目やセンスを磨いたりと、やらなければならないことはたくさんある。
それに比べると、POPや陳列の改善に必要な努力はまだ比較的軽い。
短期的な試行錯誤もできる。
何よりも、うちにも消費者が欲しいと思う商品があるということを、胸を張って主張できるようになることがすばらしい。 」
寄稿:日本販売士協会 参与 石原 武政 氏「商店街には本当に消費者が欲しいモノがないのか?」より抜粋
いかがでしたでしょうか。
つまりは販売促進、プロモーション強化が重要だと思うのです。
会員さんからはお客さんを増やしたい、商品が売れないなどというお話をよく聞きます。
でも、お店に伺うともっとできることが沢山あるのではないかと思うのです。
お客様に親切にする、満足していただけるお店づくりはできていますか。
整理整頓などのいわゆる5Sは行きとどいていますか。
販売促進ツールとしての商品情報のPOPやニュースレター、ブログ等によるお店の情報発信はお客様へのおもてなしの一つだと思うのです。
売れないものなんてない。売り方さえきちんと知っておけば。そう思いませんか?
かとゅーん☆でしたァ (๑→ܫ←๑)
情報提供して下さったKさん、どうもありがとうございました!
【お知らせ:本日、新年祝賀会のため15時より商工会本所・天王センターが閉所となります。】
明けましておめでとうございます。
かとゅーん☆様 今年も様々な取り組みを楽しみにしてます。
「恋するフォーチュンクッキー」の動画も見ましたよ!!!
かとゅーん☆様しっかりセンターキープしてましたね。
さて文中の「消費者は商店街の店にどんな商品が取り扱われているのか、よくは知らないのではないか」に対して、実は私も同じように思ってます。
私の店の入り口にメガネフレームをズラ~と並べてますが、ある時何年も前からの常連のお客様が「ここってメガネも扱ってるの?」と一言・・・。
これには愕然とした事がありました。
これを受けて今年新たな企画を考えてます。2つ考えてますがそのうちの一つが・・・
お客様が特定の店に行かざるを得ない「理由」をつけてあげて、特定の店に行ったら特典を与えるものです。たとえお客様がその店に行かなくてもお店側は損をしないものです。また友達や家族と利用したらお店側はさらに売り上げアップが期待できるものです。
今地域限定モデルとして仲間を集めてる最中で、4月からの消費税8%で消費低迷を少しでも緩和するべく奔走してます。
詳しくは紹介出来ませんが少しづつ進んでます。
にかぽっくりくま様
明けましておめでとうございます。
どうぞ今年もご愛顧の程宜しくお願いいたします。
恋チュンをご覧下さりありがとうございます。
みんな楽しく踊りましたよ!
特に私の隣の局長はノリノリで頑張りました~。
さて、さて地域限定モデルとは何やらおもしろそうなことを考えているのですね。
消費税増税を見越してとは、そうですよね、そうした取り組みが必要ですよね。
自ら考えて取り組む姿勢は年々バージョンアップしてきていますね。
素晴らしいと思います。
私もこの地で企業様の思いを形にできる様に一緒に取り組んでいきます。
今年も宜しくお願いします(*^_^*)