ここ愛しやの郷「潟上市商工会」の【経営革新塾~儲かる企業支援塾~】が、
8月21日(金)同市飯田川の八郎潟ハイツにおいて第5講座を迎えました。
この講座も残すところあと1回のみとなりました。
今回もメイン講師を務めていただきますのは、
神奈川県横浜市を拠点に全国の中小企業へのコンサルティングで活躍している、
株式会社キャラウィット 代表取締役 上岡実弥子氏です。先生、今回もよろしくお願いしますっ!
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仕事が終わってからの夕方6時からの講義です。
皆さん、お疲れ様です。もう少しです。がんばって気合入れていきましょう!
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今回は、前回の行った「SWOT分析」から「今後の方向性」を抽出することとなります。
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「強み」「弱み」と「機会」「脅威」のそれぞれがクロスするところに、
当社として新たな取り組みとして検討できるアイディアをより多く書き出します。
(ここでは、当社として「できるか」「できないか」はまずは不要です。何よりたくさんのアイディアを出しましょう!)
クロス分析でたくさんのアイディアが出たならば、
そのたくさんのアイディアの中から、当社として差し当たり取り組める事項を抽出しましょう。
【今後の方向性】に書き出しますが、その際の着眼点が↓
『誰に』 『何を』 『どのように』 取り組むかの視点で書いてください。
この三つの視点でまとめた当社の方向性は「事業領域(ドメイン)」ともいわれています。
さあ皆さんは、いい感じに抽出できたでしょうか。
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皆さん、精力的にお取り組みいただいております。
ここで余談的に先進事例のご紹介。
白いたい焼きで超有名な「尾長屋(オナガヤ)」さんをご存知ですか?
当社は、福岡県大牟田市に本社を置き、全国でフランチャイズ展開をしています。
当社のたい焼きの特徴は、なんと言っても「白い!皮」純白なくらいに「白い!皮」。
私たちの知っているたい焼きと「見た目」も違えば、食べたときの食感も違う商品なのです。
さらにさらに、尾長屋さんのたい焼きには「冷たい!たい焼き」もラインアップされています。【冷やしたい焼き】
既成概念を覆したと思われる「白いたい焼き」の事例をお聞きしていて、以前どこかのセミナーで聞いた「五感で決まる味覚」を思い出しました。
『白いたい焼き』は、視覚で「見た目」、食感で「皮の違い」「温度帯の違い」を感じることのできるです。興味津々。。。
また、五感のほかにも物語りも味覚に影響します。。。
さて、本題に戻して、今回のテーマは「売れるシクミ~マーケティング戦略を考えよう~」です。
まずは、マーケティングの基本「マーケティングミックス」からです。
マーケティングを構成しているのは、【商品・サービス】【価格】【売場・販売ルート】【広告宣伝・販売促進】の4つです。
【商品・サービス】とは、品質やスタイル、デザイン、包装、ブランド、品揃え、特徴、納期などをいいます。
【価格】とは、販売価格のことをいうほか、値引きや支払い条件、信用条件なども含まれます。
【売場・販売ルート】には、カバーエリアや立地、輸送、流通業者との関係などが含まれます。
【広告宣伝・販売促進】には、広告宣伝のほか、販売員数やパブリシティ、イベント、ファンづくりなどのことをいいます。
企業が、より多くの売上げをあげて「儲かる企業づくり」をするにはこの4つマーケティングを上手く組み合わせて戦略的に取り組むことが必要です。マーケティングの4Pとは…
マーケティングの4Pの中で、今回は特に【価格】と【広告宣伝・販売促進】について、見ていきましょう。
はじめに、【価格】の設定について。
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価格設定の方法には大きく以下7つの価格設定の考え方があります。
1)コスト・プラス法(原価加算法)=仕入原価+マージン=販売価格
 消費者や競争相手のことをあまり意識せず、”会社の利益を確保する”ことを前提とした価格設定法。
2)需要ベース法(需要評価法・市場価格法)
 販売価格を設定後、商品開発に取り掛かるもので、お客様が欲しがる価格で売ることを前提とした商品開発をいう。
3)競争法① 模倣的価格設定
 競争相手や業界平均に合わせて価格を設定。
4)競争法② 攻撃的価格設定
 大幅にディスカウントした価格を設定。
5)名声価格
 商品に高い価値があることを表すため、故意に高価格を設定。
続いては「広告宣伝・販売促進の流れ」
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「広告宣伝」とは、広く知らせることを目的としており、主に新規顧客の獲得を狙いとします。
 具体的な広告手法としては、チラシ折込や看板の設置、HPの開設などがあります。
「販売促進」とは、買い上げにつなげることを目的に既存顧客のリピート率の向上が目標です。
 具体的な販売促進手法としては、ポイントカードや会員制、DM(ダイレクト メール)などです。
お客様にご購入いただくためには、効果的な「広告宣伝」から「販売促進」に発展させる取り組みが必要です。そのためにも、
① お客様に知ってもらう
② 関心を持ってもらう
③ 理解してもらう
④ 好きになってもらう
⑤ 試しに買ってもらう
⑥ もう一度買ってもらう
⑦ 良いお得意様になる ・・・といった、購買行動に結びつけるストーリー付けが大切です。
また、顧客が購買行動に移るためのプロセスをAIDMAモデルといいます。
最後に、チラシレイアウトのコツを教えていただきました。
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なんと言っても「タイトル・大見出し」を大きく見やすく掲載することが大切とのことでした。
次回(8月28日)は、最終講座となります。
各社様が作成されたビジネスプランは、商工会としても引き続き支援していきます。
秋田県潟上市商工会HP:http://shoko.skr-akita.or.jp/town-katagami/