「年頭のご挨拶・信頼と絆を深めて」
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 新年を迎え謹んでお慶びを申し上げます。
 昨年の本県経済は、リーマン・ショックからようやく立ち直りの兆しが見え始めた3月11日に三陸沖で発生した東日本大震災により、東北・関東地域の太平洋側沿岸部は甚大な被害を受けました。国内観測史上最大規模のマグニチュード9.0、本県でも震度5強を観測し、建物崩壊などの被害は少なかったが、大規模停電やガソリン不足と県民生活に多大な影響をもたらしました。また、福島第一原子力発電所での重大な原子力事故により、いまだに影響は続いております。
 加えて、ギリシャをはじめとする欧州諸国の財政危機並びに超円高、TPP等により、先行き不透明感が増し、商工業者を取り巻く経済環境は依然として厳しい状況が続いています。
 このような中で、本会では会員企業の経営向上並びに潟上市の活力創出が図られるよう基本理念である「元気印企業の創出」と「活力ある地域づくり」を2本柱に掲げ積極的に取り組んで参りました。
 特に、次代を担う地域の子供たちの郷土愛醸成と潟上市のフアンづくりを目的に実施している「石川理紀之助翁検定」は、これまで3ケ年実施して168名の伝習士を認定いたしました。また、地域の魅力を味で伝える「ふるさと産品推奨事業」も販売個数が昨年の118セットから約200セットと倍増し、潟上ブランドとして定着化が図られ、今までの取り組みが成果として現れてきているものと感じております。
 これも偏に市当局や関係機関、会員皆様、そして市民の皆様の多大なるご理解・ご協力の賜と衷心より感謝申し上げます。
 さて、商工会法施行から50年が経過し、商工業者を取り巻く経営環境は、成熟化した経済情勢下で、グローバル化の進展や少子高齢化(本県の高齢化率29.6%と全国一)の進行など様々な環境変化の中で、今まで当然と考えられていた認識や思想、社会全体の価値観が劇的に変化するパラダイムシフトの中で、時代に迅速かつ的確に適応していく変化への対応が強く求められております。
そのため商工会は、これまで50年以上培ってきた事業者との信頼や絆を深め、指導団体として、また総合経済団体としての役割を十分に発揮し、事業者のみならず地域住民からも必要とされる組織づくりのために、果敢に取り組んで参りたいと存じますので今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 結びに、会員皆様のご健勝とご繁栄を心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。
 
   潟上市商工会 会長 菅原 三朗